2015年11月21日土曜日

不思議なモーター2つ

 こんにちは、ちょっと更新をサボったふーでです。

 さて、題名にもある通り、我が家から2つの謎のモーターが発見されました。両方とも絶対におかしいとしか思えないようなモーターです。両方ともシャフト径は2mmで、黒い方は明らかに発熱しそうな印象。
仲良く並ぶ恐ろしいモータ。3Vを印加したらどちらも恐ろしい音を出して高速回転した。しかも熱い。

緑の方。裏を見ると放熱用か穴が空いている。

黒いモータ。裏が思い切り削られている。こちらのほうが発熱はひどかった。

ちなみに黒いモータの裏にはYAMIYA JAPANの刻印が。本当にタミヤ製だろうか?

大きさの比較。たまたま手元にあったモータと比較してみる。

 次はこれらのモータにタイカのラムダゲルシートを乗せ、ヒートシンクを装備して、色々と装備して実際に利用してみようと思います。計画ばかりが増えてゆく……。本日は以上です。

2015年11月18日水曜日

ちょっとした失敗談

 さて、今日は(写真はありませんが)先日発表したアンプの部品を実装していました。真空管の足はMT9ピンなので9本あって、真空管を下から見て右上から時計回りに1,2,3,4,5……となっているのですが、何と私は自分用のメモに真空管の足の絵を描いて、左上に1,右上に9と書いてあったのです。足が逆だったのですね。
 それで壮絶な空中配線によって部品実装を終え、とても省スペースになって満足したところで電源装置を繋げました。そうすると当然電流が流れませんね。焦りましたよ。

 結局部品は全て外しました。3時間の格闘は無駄に終わったのです。しかし学んだ事はあります。


 皆さんは無いでしょうが、データシートはしっかりと確認しましょうね。今回の私のような凡ミスで高級な部品を壊してしまう事などきっとざらにありますよ。ICなんかはすぐ壊れるので、過電流で何千年もする部品が一瞬にしてゴミになったなんて言ったら悲しいですからね。
 まあ、これはこれで真空管の良いところです。多少は大丈夫なのですから。

 余談になりますが、FOSTEX社製のHP-A3はどうやらオペアンプがソケット式のようですね。どうせオペアンプロボなんか作るくらいあるのですから、次回は差し替えをやってみようと思います。しかし主観的な感想だけでは参考にもならないし、実際自分でも音を聴いて電源を切ってIC差し替えて電源入れて……だなんてやっているうちに前の音を忘れてしまいます。

 そこでICレコーダーです。私は2台持っているのですが、そのうち片方はAudio Inで録音ができます。同じ音量で全て録音して、まとめてYoutubeにでもアップロードしましょう。評価は皆さんにお任せします。では、乞うご期待。

2015年11月16日月曜日

材料調達完了!――オペアンプロボは猫に勝てない?――

「やあ、僕はLM308H+αロボだよ。」



猫「やあ(スッ)」
ロボ「だ、誰だお前は!」



猫「フーッ!」
ロボ「うわああぁぁ!やめろおおぉぉ!」



ロボ「腕があぁぁ!」
LM308H+βロボ「やあ、僕はLM308H+βロボだよ。」



ロボ「さあ、逆襲だ!」



猫「参りました。」
オペアンプ達「どうだ!見たか!」
12AU7「はいはい連行しますからねー。」



…ということで、今回出演してくれたのは以下の子達です。
オペアンプ達「やっほー!」

見えにくいですがOP275GP。初のバトラーアンプ型フロントエンドアンプです。2回路。

これも見えにくいですがOP27G。低ノイズ高速高精度オペアンプ。確か1回路。

LME49720NA。2回路入超低ひずみオーディオ用オペアンプ。

今回の目玉。背高のLM308H。まさかのCAN型。どうやら初期のRATに使用されていたらしいですが、在庫が少なくなっているようです。

有名所、NJM2114DD。2回路入り低ノイズオペアンプ。

また見にくい。NE5534Pです。低ノイズ高速の5532の1回路版ですが、実はこいつ、位相補償の量に違いがあり、外部位相補償回路を組まなければいけません。といっても5番ピンと8番ピンの間におよそ22pFのコンデンサを入れてやれば大丈夫です。データシートはちゃんと読みましょうね。

今回の最も読めない写真。印刷が薄いんですよ(言い訳)。
OP37Gです。低ノイズ高速高精度オペアンプです。

最後にLMC60。1回路詳細不明のオペアンプです。


 さてさてここまでは茶番でしたが、いよいよYAHAアンプ1号機の開発に取り組みます。このブログを立ち上げてからの1号機です。今回使用する部品はたったこれだけ、以下の部品です。


 真空管は再びのPCC85、一応オペアンプは4556を使います。以下は構想図です。




 ぐっちゃぐちゃですね。見せる予定ではありませんでしたから、本当に考えついたように書きました。天才のノートは汚いとか。まあただ汚ければ良いだけの話ではないでしょうが。


 これ、実体配線図(仮)です。実際に組み合わせてみて、オペアンプや電源を置き直しますが何となくの配置はこんな感じです。各部のシールドはちゃんとやらないといけませんね。

 これからはこれを形にしていこうと思います。ではでは。

2015年11月15日日曜日

オーディオのお話

 こんばんは、フーデです。

 さて、前回の記事で何となく察しがついた方はいらっしゃるかもしれませんが、私が現在作成しているものの大半はオーディオ関係なのです。だからと言って私がオーディオマニアかというとそういう事もなくてですね。

 実際オーディオ回路の勉強もつい最近、学内であったコンテストに参加するために勉強を始めたのがきっかけで、まず最初に真空管の勉強から始めました。そうして、自分の得たものをほかの人にも知ってもらおうと思ってコンテストに出展した豆本の中にそれらを詰め込んだのですが、恐らくあの場では読めなかったでしょう。

 コンテストに出展したアンプは、松下製のPCC85と4556で作ったYAHAアンプ、PCL86を超三極管接続で使ったスピーカーアンプ、3S4を使ったヘッドフォンアンプの3つでした。

 そのうち3S4を使ったヘッドフォンアンプに関しては回路で不備があったために片チャンネルがコンテスト当日に無事死亡し、2日目にモノラル出力となって復活したのでありました。現在は校内で保管されていますが、保管期間が終了したら持ち帰って修理しようと思います。

 それとバックロードホーン式のスピーカーエンクロージャーを1つ作りました。オーディオ部門ではこれらとテルミンで全てです。そして何と、この全てが何らかの賞を受賞しました。本当にありがたい話です。


 さて、私はこれらの作品を、いずれ自宅で作って販売してみようと考えている次第です。もっとハンドメイド的なものであれば出品できる場はいくらでもあるのですが、何せそんなに安価でもなく、かつマニアックな領域なので、どうにもそういうところに出品するのは場違いじゃないかという不安感が拭えなく、結局できていない現状なのです。



 それと、現在HyCAAアンプを一つ作ろうと考えています。部品買いに行かないと……。